第五話 ◆ 初めてのステータス配分 やあみんな、パーフェクト坂本です。 いきなりですが、皆さんに悲しいお知らせがあります。 第三話で下半身がヤバイだどうのこうの言いましたが、装備欄を見たところ、下半身に装備するものは無いという事が判明しました。 うへえずっと丸出し。 ではヤバイので、鎧を着た=隠すべきところは全て隠したということにしておきましょう。 でなければRSが終了してしまいます。 さて、初心者Tipがレベルが上がったらやれ能力値を振れだスキルポイントが溜まったらやれスキルを振れだうるさいので 溜まったポイントを振り分けることにしました。 もうレベル5だしね。 まずはスキルから考えようかな。 溜まっているスキルポイントは14か。 あんまり振れないね。 そしてこれが現在の俺のスキル表か。 そもそも俺は何剣士を目指せばいいんだろう? やはりここは王道のサザンクロスを極めるか!? いや、かっこいいナイトも捨てがたい。 いや俺、踊りも上手いんだし。 やっぱり? 剣士ならこれいっちゃう? うーん、どれもいまいちパッとしないな…。 おっ、これはどうだ? 袈裟斬りなんていいんじゃない? ほら、袈裟斬りって剣を下から上に振り上げるじゃん? その時の風圧を応用すればテイマのスカートを捲り上げる事だってできるんじゃ(ry) って何を言っているんだ俺は! しっかりしろ坂本、煩悩に塗れた頭ではこの先が思いやられるぞ!! うおおおお強くなれ坂本〜〜〜……!! ………… ……… …… … という訳で袈裟斬りを伸ばすことに決めました。 いや、決してテイマのパンツを見たいからじゃないですよ。 俺、紳士だし。 さて次はステータスだ。 ふむ、溜まっているステータスポイントは16か。 その前に一つ気になるんだが この運+1ってどこから来ているんだ? オプションの付いた装備は布の服(知恵+1)しかないはずなんだが…。 よく見れば第一話のおまけでステータスを晒した時点から運1になっているな。 謎だが運営サービスってことでいいや。 さてどのステータスを増やそうか。 とりあえず運はいらない。 あんまり運がいいとアイテムに余計なオプションが付きまくっちゃうからね。 じゃあ力にするか? うーん、それも普通すぎてつまんない。 俺は別に強くなりたい訳でもないし、真面目に育つ気もないしなあ。 それに剣士はレベルが上がる度に勝手に力が伸びるし。 じゃあネタとして知恵なんてどうだ? いや、ただでさえ強くなる気がないのに知恵に偏ったらますます狩りが辛くなってしまう。 俺、パーティーに参加する気もないし。 じゃあ健康に振って壁剣士に…… だからソロしかしないのに壁剣士になってどうするんだ。 うーん、決まらないな。 おっ、これなんてどうだ? 敏捷。 うん、これがいいかも。 敏捷って命中率が上がるんでしょ? それにダブクリが出やすくなるから白ダメが少々しょぼくても気にならないだろうしぃ。 よし決めた、俺は敏捷を伸ばすぞーっ! 力に1ポイント振ってぴったり30にして、残りの15ポイントを全部敏捷に注ぎ込みました。 初めてのステータス配分はちょっと緊張したぜ// 将来、敏捷剣士として強くなった自分がいたらいいなと思いつつ、今回はここまで! |